Excel(エクセル)面白い関数
早速ですがExcelで使える面白い技についてご紹介します。
RANDARRAY関数
RANDARRAY関数は、ランダムな数値を生成するために使用されます。引数として、配列のサイズと生成するランダムな数値の範囲を指定できます。以下は、RANDARRAY関数を使用してランダムな数値を生成する例です。
=RANDARRAY(5, 3, 1, 100)
この数式は、5行3列の表を作成し、1から100までの範囲でランダムな数値を生成します。こちらを実行すると少数のランダムな値が返ってきますが、最後の引数にTRUEを加えることで整数での表示も可能です。
BAHTTEXT関数
BAHTTEXT関数は、タイの通貨であるバーツ(฿)をタイ語の表記に変換するための関数です。この関数を使用することで、例えば「1000」と入力すると「หนึ่งพันบาท」というタイ語の表記に変換されます。この関数は、タイのビジネスマンや旅行者にとって便利な機能であり、世界各地の企業がタイとの取引をする際にも役立ちます。以下はBAHTTEXT関数の使用例です。
=BAHTTEXT(1000)
これを実行するとタイ語で次の文字列が返ってきます。
「หนึ่งพันบาท」
WEBSERVICE関数
WEBSERVICE関数は、WebサイトのURLを入力すると、そのWebサイトからデータを取得できる関数です。例えば、以下のような式を入力することで、Google検索結果ページのHTMLコードを取得することができます。
=WEBSERVICE("https://www.google.com/search?q=Excel")
この関数を使うことで、Webサイトからデータを簡単に取得し、Excelのセルに表示することができます。
XOR関数
XOR関数は、2つの値の排他的論理和を計算する関数です。排他的論理和とは、2つの値が異なる場合にTRUEを返し、同じ場合はFALSEを返す演算子です。
たとえば、以下の式を入力することで、A1とB1の排他的論理和を計算することができます。
=XOR(A1,B1)
この関数は、主にセキュリティやデータ暗号化の分野で使用されます。
CONCAT関数
CONCAT関数は、複数のセルのテキストを連結する関数です。たとえば、A1、B1、C1の3つのセルにそれぞれ「Hello」、「World」、「Excel」と入力されている場合、以下のような式を入力することで、これらのセルのテキストを連結することができます。
=CONCAT(A1," ",B1," ",C1)
この関数は、複数のセルのテキストを組み合わせる必要がある場合に便利です。
ROMAN関数
ROMAN関数は、アラビア数字をローマ数字に変換する関数です。たとえば、以下の式を入力することで、1から10までのアラビア数字をローマ数字に変換することができます。
=ROMAN(A1)
この関数は、古代ローマの歴史や文化に関する研究に役立ちます。
CHOOSE関数
CHOOSE関数は、複数の選択肢から1つを選ぶ関数です。たとえば、以下の式を入力することで、A1の値に応じて、B1、C1、またはD1の値を返すことができます。
=CHOOSE(A1,B1,C1,D1)
この関数は、特定の条件に基づいて異なる値を返す必要がある場合に便利です。
TRIMMEAN関数
TRIMMEAN関数は、データセットの最上位と最下位の一定割合を除外した平均値を計算する関数です。たとえば、以下の式を入力することで、A1からA10までの値の中央20%を除外した平均値を計算することができます。
=TRIMMEAN(A1:A10, 0.2)
この関数は、データセットの外れ値や異常値を排除して、より正確な平均値を計算するために使用されます。
NETWORKDAYS関数
NETWORKDAYS関数は、2つの日付間の営業日数を計算する関数です。たとえば、以下の式を入力することで、A1からA2までの期間中の営業日数を計算することができます。
=NETWORKDAYS(A1,A2)
この関数は、営業日の計算やプロジェクト管理に役立ちます。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで使える面白い関数についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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