Excel(エクセル)深夜手当を計算する方法!

Excel(エクセル)深夜手当を計算する方法! Excel(エクセル)

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Excel(エクセル)IF関数とは

皆さんExcelのIF関数とはどのような関数かご存じでしょうか?

ExcelのIF関数は、条件に基づいて異なる値を返すために使用される関数です。基本的に、条件式を評価し、条件が真(TRUE)である場合と偽(FALSE)である場合に異なる値を返します。

IF関数の一般的な構文は以下の通りです。

=IF(条件式, 真の場合の値, 偽の場合の値)

ここで、各要素の説明は次の通りです。

条件式

評価したい条件を指定します。この条件が真である場合、真の場合の値が返されます。条件式は通常、比較演算子(例:=、<、>、<=、>=、<>)を使用して、セルの値や数式を比較するために使います。

真の場合の値

条件式が真の場合に返される値を指定します。これは数値、テキスト、またはセル参照にすることができます。

偽の場合の値

条件式が偽の場合に返される値を指定します。これも数値、テキスト、またはセル参照にすることができます。

IF関数は、条件に応じてセルの値を制御するのに非常に役立ちます。例えば、成績が特定の閾値を超えるかどうかを確認する、特定の条件下で計算を行う、または特定のテキストメッセージを表示するために使用できます。また、IF関数とは別にAND関数というものがありIF関数ととても相性がいいです。IF関数では条件を1つしか与えることができませんが、AND関数を併用することで複数の条件をあたえることができます。

今回の記事ではExcelでIF関数とAND関数を使用して深夜手当を計算する方法をご紹介していきます。

Excel(エクセル)深夜手当を計算する方法

では、早速ですがExcelで深夜手当を計算する方法をご紹介していきます。

今回は以下のように22時から29時(翌5時)までを深夜勤務とし深夜手当を計算していきます。

まず、上記のような表を作成し勤務時間を入力していきます。

時間の書式は以下のように「[h]:mm」と設定します。

勤務時間は単純に退勤時間から出勤時間を引くことで求めることができます。

では、ここから深夜勤務の時間を求めていきましょう。

深夜勤務の計算は少し複雑です。

IF関数とAND関数ででB2セルが空白ではなく、B2セルがJ2セルより小さい、かつC2セルがI2より大きいかを判断しています。これらに当てはまらない場合は0となるようにしています。

それ以外の場合の処理が重要で深夜時間と出勤時間、退勤時間を比較しその結果で引き算を行っています。これで深夜時間を計算することができます。

=IF(AND($B2<>"",$B2I$2),MIN($C2,J$2)-MAX($B2,I$2),0)

あとは勤務時間から深夜勤務を引くと通常の勤務時間を計算することができます。

最後に勤務時間から深夜分の給料を計算します。時給を1,000円と仮定し深夜は1.25倍なので1,250円が時給になるようにします。

計算式は以下の通りです。

=N3*24*1250

これで深夜手当を計算することができました。時給を1000円に変更し通常の給料の計算も行ってみてください。

Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで深夜手当を計算する方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。

WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。

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