Excel(エクセル)ループ関数
皆さんExcelの関数でループ処理を行うことができるかご存じでしょうか?結論、マクロで行うようなループ処理を行うことはできません。しかし、ある関数を使うことでマクロのループ処理に似た処理を行うことができます。
その関数はSEQUENCE関数です。SEQUENCE関数とは連続した数値を作成することができる関数です。今回の記事ではExcelのSEQUENCE関数を使用しループ処理に似た処理を行う方法をご紹介していきます。
Excel(エクセル)SEQUENCE関数
まず、前提としてSEQUENCE関数ではループ処理を行うことはできないという点にご注意ください。あくまでループ処理のような処理を行うことができるのです。
では、早速ですがExcelのSEQUENCE関数を使用しループ処理行う方法をご紹介していきます。適当なセルに以下のように入力してください。
=SEQUENCE(5)
これでA列に1から5までの数値を自動で入力することができました。次に以下のように入力します。
=SEQUENCE(1,5)
今度は横一列に連番を入力することができました。この機能があればループで連番を入力する処理を行うことができます。引数を以下のようにしてみると11から連番を作成してくれます。
=SEQUENCE(5,3,11)
では、もう1つ引数を増やしてみます。
=SEQUENCE(5,3,11,10)
こうすると10飛ばしで数値を作成してくれます。1つの関数を使用するだけでこのような表を作成できるのはすごいですね。使い方次第で数値だけでなく文字に変換して表を作成することもできそうです。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelのSEQUENCE関数についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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