Excel（エクセル）文字が枠内に収まるよう改行する方法をご紹介！

Excel（エクセル）折り返して全体を表示する

皆さんExcelのセルの書式設定にある「折り返して全体を表示する」とは何かご存じでしょうか？

通常、Excelではセル内に文字列を入力すると、列幅を超えてしまった文字列はセルからはみ出しているように表示されます。また、隣り合うセルにそれぞれ列幅を超える文字列が入力されている場合、列幅を超えてしまった文字列は見た目上隠れてしまいます。

このような場合に使用するのが「折り返して全体を表示する」です。

今回の記事ではExcelで入力した文字が枠内に収まるよう改行する方法についてご紹介します。

Excel（エクセル）文字が枠内に収まるよう改行する方法

では、早速ですがExcelで文字が枠内に収まるよう改行する方法についてご紹介します。

まず、以下のようにセルの列幅を超えた文字を入力します。

次に入力したセルの右隣に文字を入力します。

このようにExcelではセルの列幅を超えて入力すると超えた部分の文字が隠れてしまうことがあります。

このような場合の対処法としては列幅を広げる方法と収まるように文字のサイズを変更する方法、セルの枠内で改行する方法の3つがあります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。以下に、それぞれの方法の詳細とそれに伴うメリットとデメリットを説明します。

１．列幅を広げる方法

メリット：テキストがセル内に収まりやすく、セル内のテキストが読みやすくなります。
デメリット：列幅を広げると、他の列の表示領域が狭くなり、全体のレイアウトが崩れる可能性があります。また、多くの列を広げると、印刷時にページ数が増える可能性があり、効率が悪くなることがあります。

２．収まるように文字のサイズを変更する方法

メリット：列幅を変更せずにセル内のテキストを収めることができ、レイアウトの保持が容易です。
デメリット：フォントサイズを小さくすることで、テキストが読みにくくなる可能性があります。テキ　　ストが小さすぎると、印刷時に見づらくなることがあります。

３．セルの枠内で改行する方法

メリット：テキストをセル内で改行することで、セル内のテキストを見やすく整理できます。
列幅やフォントサイズを変更する必要がないため、レイアウトの変更が最小限ですむことがあります。
デメリット：セル内で改行すると、セルの高さが自動的に調整され、隣接するセルの高さも変更される可能性があります。これが他のセルとの整列に影響を与えることがあります。
印刷時に、改行されたテキストがページの境界に跨ぐことがあり、読みやすさに影響を与えることがあります。

このようにそれぞれの方法にはメリットと、デメリットがありますので自分に合った方法を試してみてください。

では、ここから本題ですが、セルの枠内で改行するためには以下の方法で行います。

まず、改行したいセルを右クリックし、「セルの書式設定」をクリックします。

「セルの書式設定」画面で「配置」タブを選択し「折り返して全体を表示する」にチェックを入れます。

これでセルの列幅に合わせて自動で改行することができます。

次に2つ目の方法をご紹介します。

2つ目の方法は改行したい位置にカーソルを合わせて「Alt」＋「Enter」で改行を行います。

このようにセル内で改行するにもいくつかの方法があります。

Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで文字が枠内に収まるよう改行する方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。

WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。