Excel(エクセル)記号とは
皆さんExcelで使われる記号の意味をご存じでしょうか?Excelではさまざまな記号が使われています。例えば+(プラス)は足し算で使われる記号です。こちらは算数でも使われている記号と同じなので皆さんなじみがあるでしょう。しかし、Excelで使われている記号には私たちが普段生活しているうえで皆さんにとってなじみのない記号もたくさんあります。
これらの記号の意味と使い方をマスターすることでデータの処理が早くできるようになり業務の作業効率が上がることが期待できます。そこで今回の記事ではExcelで使われる記号の意味をご紹介していきます。
Excel(エクセル)記号の意味と使い方
では、早速ですがExcelで使われる記号の意味と使い方をご紹介していきます。
「+」(プラス)
足し算をすることを示す記号です。例えば、「A1+B1」という数式は、A1セルとB1セルの中身を足し合わせた結果を返します。
「-」(マイナス)
引き算をすることを示す記号です。例えば、「A1-B1」という数式は、A1セルの中身からB1セルの中身を引いた結果を返します。
「*」(アスタリスク)
掛け算をすることを示す記号です。例えば、「A1*B1」という数式は、A1セルとB1セルの中身を掛け合わせた結果を返します。
「/」(スラッシュ)
割り算をすることを示す記号です。例えば、「A1/B1」という数式は、A1セルの中身をB1セルの中身で割った結果を返します。
「^」(キャレット)
累乗をすることを示す記号です。例えば、「A1^B1」という数式は、A1セルの中身をB1セルの中身の値で累乗した結果を返します。
「%」(パーセント)
パーセントを表す記号です。例えば、「A1%」という数式は、A1セルの中身を100で割った値を返します。つまり、A1セルの中身が50の場合は、0.5という値を返します。
「( )」(括弧)
優先順位を指定するために使用される記号です。括弧で囲まれた部分が最初に計算されます。例えば、「(A1+B1)*C1」という数式は、A1セルとB1セルの中身を足し合わせた結果にC1セルの中身を掛けた値を返します。
「$」(ドルマーク)
絶対参照を示すために使用される記号です。セルの参照先に$をつけることで、そのセルの参照先が変更されても参照するセルが変わらなくなります。例えば、「$A$1」という参照先がある場合、それは常にA1セルを指し示します。一方、「A$1」や「$A1」という参照先がある場合、それぞれ列Aと行1を絶対参照し、列の参照先や行の参照先が変更されても、それらを参照し続けます。
「:」(コロン)
セル範囲を指定するために使用される記号です。例えば、「A1:B1」という表現は、A1セルからB1セルまでの範囲を表します。また、A1:A3という表現は、A1セルからA3セルまでの範囲を表します。
「,」(カンマ)
関数内で引数を区切るために使用される記号です。例えば、「SUM(A1:A5)」という数式は、A1セルからA5セルまでの値を合計する関数SUMの引数として指定されています。
「<」、「>」(不等号)
大小を比較するために使用される記号です。例えば、「A1
「=」(等号)
等しいことを示す記号です。例えば、「A1=B1」という数式は、A1セルの中身とB1セルの中身が等しい場合にはTRUEを返します。
「<>」(不等号と等号)
異なることを示す記号です。例えば、「A1<>B1」という数式は、A1セルの中身とB1セルの中身が異なる場合にはTRUEを返します。
「&」(アンパサンド)
文字列を連結するために使用される記号です。例えば、「A1&B1」という数式は、A1セルの中身とB1セルの中身を連結した文字列を返します。
「:」(区切り文字)
条件付き書式を適用するために使用される記号です。例えば、条件付き書式に「0:」という書式を指定した場合、そのセルの値が0以上であれば、その値を表示します。
以上がExcelの記号の意味とその使い方です。Excelでは大量のデータを処理することもあるので、これらの記号の意味と使い方を覚えることで業務で役に立ちます。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelでできる仕事についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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