Excel(エクセル)基本操作と関数
Excelの基本操作、関数を覚えることはデスクワークを行う上で非常に重要です。まず、Excelを起動すると、セルと呼ばれる四角形の領域が表示されます。セルには、テキストや数値などのデータを入力できます。セルをクリックして選択すると、入力したり編集したりすることができます。また、複数のセルを選択することも可能です。複数のセルを選択する場合は、Shiftキーを押しながらセルをクリックするか、範囲を選択するためのマウスドラッグを行います。
Excelでは、データの入力や編集だけでなく、計算も行うことができます。セルに数式を入力すると、そのセルには計算結果が表示されます。数式は、セルの参照や演算子、関数などで構成されます。セルの参照は、セルの位置を示すもので、例えばA1やB3などのように表されます。演算子は、加算や減算、乗算などの計算方法を指定します。関数は、特定の計算を行うための事前に定義された式であり、関数名と引数から構成されます。
今回の記事ではExcelの基本操作、関数についての練習問題をご紹介します。
Excel(エクセル)基本操作練習問題
では、早速ですが、Excelの基本操作についての練習問題をご紹介していきます。
問題1
シート1に数値データがあります。A列からE列までの合計値をF列に計算してください。
問題2
シート2に「Apple」「Banana」「Orange」のデータがあります。これらのデータをアルファベット順に並び替えてください。
問題3
シート3に数式が入ったセルがありますが、数式の結果を値に変換してください。
問題4
シート4のセルには長いテキストが入っていますが、表示領域を超えて表示されています。テキストを表示領域に収めるためにセルの幅を自動調整してください。
問題5
シート5に数値データがあります。最大値を求める関数を使って、その最大値を表示してください。
問題6
シート6にはセルB2に「Hello」と入力しています。B2のセルをセンタリングしてください。
問題7
シート7に数値データがあります。A列からE列までの平均値をG列に計算してください。
Excel(エクセル)基本操作練習問題の解答
問題1の解答
F列のセルに以下の数式を入力します
=SUM(A1:E1)
問題2の解答
データの範囲を選択し、[データ]タブの[並べ替え]をクリックします。[並べ替えの基準]で[A 列]を選択し、[昇順]を選びます。
問題3の解答
数式の結果を値に変換するには、対象のセルを選択し、右クリックして[コピー]を選択します。次に、[右クリック]→[値の貼り付け]→[値]を選択します。
問題4の解答
テキストが収まるようにセルの幅を自動調整するには、対象のセルを選択し、[ホーム]タブの[書式]で[自動調整]をクリックします。
問題5の解答
最大値を求める関数は、以下の数式を使用します
=MAX(A1:E1)
問題6の解答
B2のセルを選択し、[ホーム]タブの[センタリング]アイコンをクリックします。
問題7の解答
G列のセルに以下の数式を入力します
=AVERAGE(A1:E1)
平均を求めるためにはAVERAGE関数を使用します。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelの基本操作、関数についての練習問題をご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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