Excel（エクセル）件数カウント関数
皆さんExcelで件数をカウントする関数の種類をいくつご存じでしょうか？Excelで件数をカウントする関数として代表的なものはCOUNT～関数です。以下で代表的な3つをご紹介します。
- COUNT関数
- COUNTA関数
- COUNTIF関数
それぞれの違いについては後ほどご紹介しますがExcelではこれらの関数を使用して件数のカウントを行います。今回の記事では、Excelで件数をカウントする関数の種類と使用方法ついてご紹介していきます。
Excel（エクセル）件数をカウントする関数の種類と使用方法
では、早速ですがExceで件数をカウントする関数の種類と使用方法についてご紹介していきます。
COUNT関数
COUNT関数の使い方は以下の通りです。
たとえば、A1～A5のセル範囲に含まれる値の数をカウントする場合は、次のようにCOUNT関数を使います。
=COUNT(A1:A5)
結果は以下の通りです。
COUNT関数には、以下のような特徴があります。
- 数値を含むセルだけでなく、空白や論理値を含むセルもカウントする。
- 範囲内のすべてのセルをカウントするため、範囲外のセルを指定する必要がない。
- テキストや論理値を含むセルをカウントしないCOUNT関数のバリエーションであるCOUNTA関数とは異なり、値が存在しないセルもカウントするため、セルの空欄や未入力の場合もカウントされます。
COUNTA関数
次にCOUNTA関数の使い方をご紹介します。たとえば、A1～A5のセル範囲に含まれる値（空白のセルを除く）の数をカウントする場合は、次のようにCOUNTA関数を使います。
=COUNTA(A1:A5)
結果は以下の通りです。
COUNTA関数には、以下のような特徴があります。
- 空白のセルを除いた、すべてのセルをカウントする。
- 数値やテキスト、論理値、空白を含むセルをカウントする。
- 値が存在しないセルはカウントしないCOUNT関数とは異なり、値が存在しないセルを除外してカウントする。
COUNTIF関数
次にCOUNTIF関数の使用方法をご紹介します。
たとえば、A1～A5のセル範囲に1が含まれるセルの数をカウントする場合は、次のようにCOUNTIF関数を使います。
=COUNTIF(A1:A5,1)
結果は以下の通りです。
COUNTIF関数には、以下のような特徴があります。
- COUNTIF関数は、指定した範囲内に特定の条件を満たすセルの数をカウントします。
- COUNTIF関数に似た関数としてCOUNTIFS関数があり、こちらは複数の条件でカウントすることができる。
以上がExcelでカウントを行うことができる関数の種類です。それぞれの関数ごとに違った特徴があり適切な場面で使用しないと誤った結果が表示されることがあるのでそれそれの特徴をしっかりと理解し使用しましょう。また、応用として、COUNT関数とCOUNTA関数を使用することで文字のみ入力されているセルの個数を数えることもできます。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで件数をカウントする関数の種類と使用方法について方法をご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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