Excel(エクセル)でセルを固定して引き算する方法をご紹介!

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Excel(エクセル)引き算を行うには

皆さんExcelで引き算をする方法をご存じでしょうか?Excelで引き算を行うためには「-」記号を使用します。以下はセルを指定してそのセルの値を引き算をする方法です。

=A1-B1

こちらの数式ではA1セルの値からB1セルの値を引き算することができます。今回の記事ではExcelでセルを固定して引き算する方法をご紹介していきます。

Excel(エクセル)セルを固定して引き算する方法

では、早速ですがExceでセルを固定して引き算する方法をご紹介していきます。まず、Excelには相対参照と絶対参照というセルの参照ルールがあることをご存じでしょうか?

ここで相対参照と絶対参照という話をしておきたいと思います。相対参照とは、セル参照を行う際に、参照元のセルからの相対的な位置関係でセルを指定する方法です。たとえば、「A1」セルに「10」を入力し、「A2」セルに「=A1+5」と入力した場合、A2セルには15が表示されます。この場合、参照先の「A1」は相対参照されており、A2セルがコピーされた場合には、自動的に参照先も変化します。つまり、A2セルをB2セルにコピーすると、「=B1+5」という式に変化します。

一方、絶対参照とは、参照先のセルを固定する方法です。絶対参照を行う場合、参照先のセルを「$」記号で囲みます。たとえば、「A1」セルに「10」を入力し、「B1」セルに「=$A$1+5」と入力した場合、B1セルには15が表示されます。この場合、「$A$1」は絶対参照されているため、B1セルをコピーしても、参照先は常にA1セルになります。

また、相対参照と絶対参照を組み合わせることもできます。たとえば、「A1」セルに「10」を入力し、「B1」セルに「=$A1+5」と入力した場合、B1セルには15が表示されます。この場合、「$A」は列を絶対参照し、「1」は行を相対参照しています。つまり、B1セルをコピーしてA2セルに貼り付けると、「=$A2+5」という式に変化します。

これで相対参照と絶対参照についてある程度理解ができたと思います。ではここからは本題のセルを固定して引き算を行う方法をご紹介していきます。まず、セルを固定するためには絶対参照を使用します。

=$A$1-$B$1

上記の例ではセルの列、行の両方を固定しています。この数式をほかのセルにコピーしたとしてもセルの参照先がずれることはありません。では、次に片方だけ固定してみましょう。

=$A$1-B1

上記の例ではA1セルは固定され、B1セルは固定されていないので一つ下のセルに数式をコピーすると以下のようにセルの参照先が変わります。

=$A$1-B2

以上が、セルを固定して引き算を行う方法です。

相対参照と絶対参照という機能は引き算以外にもExcelを使用するうえで重要な機能になります。ぜひ今回の記事を見返し忘れないようにしておいてください。また、Excelで引き算を行う方法として今回は「-」を使用して引き算を行いましたが、SUM関数を使用して引き算を行う方法もあります。興味がある方はぜひ調べてみてください。

Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelでセルを固定して引き算する方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。

WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。

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