Excel（エクセル）TEXT関数
皆さんExcelのTEXT関数をご存じでしょうか？ExcelのTEXT関数は、テキスト形式で指定した値を返す関数です。主に、日付や時間、通貨、数値などの数値データを、特定の書式で表示するために使用されます。この関数を使うことで、日付や時間などのデータを特定の形式で表示することができます。
TEXT関数の基本的な書式は以下の通りです。
=TEXT(値,書式)ここで、「値」にはテキスト形式で表示したい値を指定します。例えば、日付や時間、通貨、数値などの数値データが指定できます。「書式」には、値を表示する形式を指定するための文字列を指定します。こちらの関数は書式設定で行う方法と動作は同じなので使いやすい方を選んでください。
今回の記事ではExcelで割り算の結果をパーセントで表示する方法をご紹介していきます。
Excel（エクセル）割り算の結果を関数でパーセント表示する方法
では、早速ですがExceで割り算の結果を関数でパーセントで表示する方法をご紹介していきます。パーセントを表示する方法には、数値に100をかけたり、関数を使ったりする方法があります。ここでは、具体的な手順を紹介します。
関数を使ってパーセントを表示する
Excelには、パーセントを表示するための関数が用意されています。関数を使うことで、数値に100をかけた値を計算する必要がなくなります。
例えば、セルA1に1、B1に2という値が入力されている場合、セルC1に
=TEXT(A1/B1,"0.0%")という数式を入力します。この場合、「TEXT」関数を使って、セルA1とB1セルの割り算の結果をパーセント表示に変換しています。具体的には、”0.0%”という書式を指定しています。
この数式を入力すると、セルC1に「50.0%」という表示がされます。小数点以下の桁数を変更する場合は、書式指定の部分を変更することで調整できます。書式設定部分を”0%”に変更すると小数点以下は表示しないよう設定することも可能です。このように表示したい形式を指定していきます。
このほかにもパーセントを表示する方法があります。以下に2つご紹介します。
セルの書式を設定する
Excelでパーセントを表示するには、まずセルの書式を設定する必要があります。例えば、セルA1に50という値を入力した場合、その値がパーセントであることを示すために、セルの書式をパーセント表示に変更します。
まず、セルA1を選択します。次に、[ホーム]タブの[数値]グループから[一般]をクリックし、[数値]カテゴリーから[パーセント]を選択します。このとき、小数点以下の桁数を指定することもできます。すると、セルA1には「50%」という表示がされます。
数値に100をかける
パーセントを表示する方法の一つは、数値に100をかける方法です。例えば、セルA1に0.5という値が入力されている場合、これをパーセントで表示するには、セルA2に
=A1*100という数式を入力します。
この数式では、セルA1の値に100をかけています。こうすることで、セルA2には50という値が表示されます。その後、先ほどの方法でセルA2の書式をパーセント表示に変更すると、「50%」という表示がされます。
この方法の欠点は、数値に100をかけた値が表示されるため、セルの値を変更するたびに数式を書き換える必要があることです。また、セルA1に100という値を入力した場合は、セルA2に10000という値が表示され、書式をパーセント表示に変更すると「1000000%」という表示になってしまいます。
以上がExcelでパーセントを表示する方法についての解説です。パーセントを表示する方法には、数値に100をかけたり、関数を使ったりする方法がありますが、関数を使うことでより簡単に正確なパーセント表示を行うことができます。Excelの関数は非常に便利で、数式を自動的に計算してくれたり、書式を設定することができたりします。パーセントを表示するだけでなく、様々な数値計算に役立つ関数が用意されているので、ぜひ活用してみてください。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで割り算の結果を関数を使用しパーセントで表示する方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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