Excel(エクセル)日数を足し算できる関数
皆さんExcelで日数を足し算できることをご存じでしょうか?Excelは、さまざまなデータを操作するための便利なツールです。その中でも、日数を足し算する機能は、プロジェクトの期限日やタスクの締め切り日などを計算するために必要不可欠な機能です。
例えば期日を今日から90日後とかに定めるとします。いちいち90日を数えるのは面倒です。そのような場合にExcelで90日後を表示させるよう数式を組み込んでおくだけで毎回期日を計算する必要がなくなります。日数の足し算で使われる関数は以下の通りです。
- DATE関数:指定された年、月、日の日付を返します。
- EDATE関数:指定された日数または月数だけ、与えられた日付に加算または減算します。
- DAYS関数:2つの日付間の日数を計算します。
- NETWORKDAYS関数:2つの日付間の平日数を計算します。
今回の記事ではExcelでこれらの関数を使用し日数を足し算する方法をご紹介していきます。
Excel(エクセル)日数を足し算する方法
では、早速ですがExcelで日数を足し算する方法をご紹介していきます。
「DATE関数」を使った日数の足し算
DATE関数は、指定された年、月、日の日付を返します。これを使って、日数の足し算を行うことができます。たとえば、2023年4月13日に3日を足す場合、以下の数式を使用します。
=DATE(2023,4,13)+3
この数式をセルに入力すると、2023年4月16日が表示されます。つまり、DATE関数を使用することで、指定された日数だけ日付を加算することができます。
「EDATE関数」を使った日数の足し算
EDATE関数は、指定された日数または月数だけ、与えられた日付に加算または減算します。たとえば、2023年4月13日に3か月を足す場合、以下の数式を使用します。
=EDATE(DATE(2023,4,13),3)
この数式をセルに入力すると、2023年7月13日が表示されます。EDATE関数を使用することで、指定された日数または月数だけ日付を加算することができます。
「DAYS関数」を使った日数の計算
DAYS関数は、2つの日付間の日数を計算します。たとえば、2023年4月13日と2023年4月16日の間の日数を計算する場合、以下の数式を使用します。
=DAYS(DATE(2023,4,13),DATE(2023,4,16))
この数式をセルに入力すると、3が表示されます。DAYS関数を使用することで、2つの日付の間の日数を簡単に計算することができます。
「NETWORKDAYS関数」を使った平日数の計算
NETWORKDAYS関数は、2つの日付間の平日数を計算します。たとえば、2023年4月13日から2023年4月19日までの平日数を計算する場合、以下の数式を使用します。
=NETWORKDAYS(DATE(2023,4,13),DATE(2023,4,19))
この数式をセルに入力すると、5が表示されます。NETWORKDAYS関数を使用することで、週末や祝日を除いた平日数を簡単に計算することができます。
日数の足し算を行う際には、いくつかの注意点があります。以下に挙げます。
- 1900年2月29日以前の日付に対しては、DATE関数やEDATE関数を使用しないでください。代わりに、日付を整数値で表し、日数を足すことができます。
- NETWORKDAYS関数を使用する場合、祝日を除外するためには、祝日のリストを別途用意する必要があります。
- 足し算する起算日がいつかを把握しておく。当日を含むか含まないかなどを把握している必要があります。それによって若干日付が変わってきます。
これらの注意点に注意しながら、日数の足し算を行うことが大切です。
Excelを使用して日数の足し算を行う方法について解説しました。DATE関数やEDATE関数、DAYS関数、NETWORKDAYS関数を使用することで、簡単に日数の計算ができます。しかし、1900年2月29日以前の日付に対しては、注意が必要です。また、負の値や祝日を除外する方法についても注意が必要です。これらの点に留意しながら、正確な日数の計算を行い、プロジェクトの期限日やタスクの締め切り日を管理することが大切です。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで日数を足し算する方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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