Excel（エクセル）で連続で印刷する方法をご紹介！【初心者編】

Excel（エクセル）連続で印刷するには
Excel（エクセル）連続で印刷する方法
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

Excel（エクセル）連続で印刷するには

皆さんExcelで連続して印刷を行う方法をご存じでしょうか？Excelを使って表やリストを作成した場合、印刷することがあります。印刷する範囲が大きい場合、1枚の用紙に印刷することができないことがあります。そのような場合、複数の用紙に分けて印刷する必要があります。また、同じ表やリストを複数回印刷することもあります。Excelでは、連続して印刷することができます。

今回の記事ではExcelでの連続印刷方法についてご紹介していきます。

Excel（エクセル）連続で印刷する方法

では、早速ですがExce初心者の方でも簡単に連続で印刷する方法をご紹介していきます。

シートを選択して印刷する

こちらの方法は初心者の方でも簡単に行うことができます。手順は以下の通りです。

Excelで複数のシートにわたる印刷をする場合、まず印刷したいシートを選択します。
複数のシートを選択する場合、Ctrlキーを押しながらシートを選択します。
シートを選択したら、印刷プレビューを開きます。
印刷プレビューでは、ページ数や用紙サイズ、ページの向きなどが表示されます。
印刷範囲を設定したり、ページ設定を変更したりする際には、印刷プレビューを活用して、実際にどのように出力されるかを確認することが重要です。
印刷プレビューで印刷するページ範囲を設定し、[印刷]ボタンをクリックします。

これにより、選択したシートが順番に印刷されます。シートが複数ある場合は、次のシートに自動的に切り替わって印刷されます。

プリンタのドライバーで設定する

Excelで連続して印刷するもう1つの方法は、プリンタのドライバーで設定することです。プリンタのドライバーには、複数のページを1枚にまとめて印刷する機能があります。この機能を使用することで、1つのシートだけでなく、複数のシートを1枚にまとめて印刷することができます。

具体的には、以下の手順です。

[ファイル]メニューから[印刷]を選択します。
[プリンタのプロパティ]ボタンをクリックします。
[ページ設定]タブをクリックし、[複数ページ]を選択します。
[ページ数の列数]と[ページ数の行数]を指定し[OK]ボタンをクリックします。

この操作により、1枚の用紙に指定されたページ数だけ印刷されます。ページ数が超えた場合は、次の用紙に自動的に切り替わって印刷されます。また、印刷順序を逆にする場合は、[ページ設定]タブで[逆順]を選択します。

VBAを使用する

こちらの方法はVBAを使用するので初心者の方には少し難しいかもしれませんがご紹介しておきます。Excelでは、VBAを使って連続印刷することもできます。以下は、VBAを使用して複数のシートを印刷する方法の例です。

[開発]タブをクリックし、[Visual Basic]を選択します。
[挿入]メニューから[モジュール]を選択し、新しいモジュールを作成します。

以下のコードを入力します。

Sub PrintMultipleSheets()
Dim i As Integer
For i = 1 To Sheets.Count
    Sheets(i).Select
    ActiveWindow.SelectedSheets.PrintOut Copies:=1
Next i
End Sub

コードの入力が完了したら[実行]ボタンをクリックします。

上記のコードでは、複数のシートを印刷するために、各シートをループ処理して印刷しています。コードを実行すると、選択されたシートが順番に印刷されます。また、コード内の”Copies:=1″は、各シートを1回ずつ印刷することを指定しています。

VBAを使用する場合、より高度な操作が可能になります。たとえば、特定のシートだけを印刷する、印刷範囲を指定する、印刷する用紙サイズを変更するなど、細かい調整が可能です。必要に応じて、コードをカスタマイズすることができます。

Excelでの連続印刷方法について、3つの方法を紹介しました。シートを選択して印刷する方法は、手軽で簡単に行えます。VBAを使用する方法は、高度な操作が可能で、カスタマイズ性に優れています。また、プリンタのドライバーで設定する方法は、1枚の用紙に複数のページを印刷することができ、紙の節約になります。必要に応じて、適切な方法を選択し、効率的な印刷を行ってください。