Excel(エクセル)の「&」の意味と使い方についてご紹介!

Excel(エクセル)の勉強方法のメイン画像 Excel(エクセル)

業務中に調べることの多い、Excel,Word,PowerPointなどのノウハウを発信していきます!

Biz Magic編集部をフォローする

Excel(エクセル)「&」記号とは

皆さんExcelの&きごうとはなにかをご存じでしょうか?Excelの「&」は、文字列を結合するために使用される演算子です。この演算子を使用することで、複数のセルや文字列を結合して1つのセルにまとめることができます。例えば、「Hello」と「World」という2つのセルを結合する場合、以下のように入力します。ここでは、A1に「Hello」、B1に「World」が入力されているとします。

= A1 & B1

この式を入力すると、「HelloWorld」という結果が得られます。今回の記事ではExcelでこのような&記号の使い方をご紹介していきます。

Excel(エクセル)&記号使い方

では、早速ですがExcelの&記号の使い方をご紹介していきます。

先ほどの例に加え、&演算子を使用することで、テキストや数値を組み合わせた複雑な式を作成することもできます。例えば、以下のような式を考えてみましょう。

= "Total: " & SUM(A1:A10)

この式では、A1からA10までのセルの合計値を計算し、「Total: 」という文字列と結合しています。式を実行すると、「Total: 」の後ろにA1からA10までのセルの合計値が表示されます。

また、&演算子は、IF関数やVLOOKUP関数などの関数の中でも使用することができます。例えば、以下のような式を考えてみましょう。

= IF(A1>10, "OK", "NG") & " - " & A1

この式では、A1の値が10より大きい場合は「OK」と表示し、そうでない場合は「NG」と表示します。その後、「 – 」という文字列と結合して、A1の値を表示します。式を実行すると、「OK – 15」といった結果が得られます。

一方で、&演算子を使用する際に注意しなければならない点もあります。例えば、結合する文字列やセルの一部が数値である場合、&演算子は自動的に数値形式に変換してしまいます。そのため、文字列の一部が数値である場合は、文字列として認識させるために、数値の前に「’」を付ける必要があります。例えば、「123」という文字列と「456」という数値を結合する場合、以下のように入力します。

= "Number: " & "123" & "'" & 456

この式を実行すると、「Number: 123456」という結果が得られます。また、&演算子を使用する場合は、文字列の中に二重引用符が含まれる場合には、二重引用符をエスケープする必要があります。エスケープとは「ダブルクォーテーション」や「シングルクォート」のような記号を文字として認識させるための手法です。例えば、「Hello “World”」という文字列を結合する場合、以下のように入力します。

= "Hello ""World"""

この式を実行すると、「Hello “World”」という結果が得られます。

ここではダブルクォーテーションと文字と認識するためにダブルクォーテーションの前にダブルクォーテーションをつけてエスケープしています。以上のように、&演算子を使用する際には、数値と文字列の扱いやエスケープの必要性について注意する必要があります。

さらに、&演算子を使用する際には、結合するセルや文字列の中に空白や改行が含まれる場合にも注意が必要です。空白や改行を含む文字列を結合する場合は、ダブルクォーテーションでくくる必要があります。例えば、以下のような式を考えてみましょう。

= A1 & " " & B1

この式では、A1とB1の間に空白を挿入しています。式を実行すると、「Hello World」という結果が得られます。また、改行を含む文字列を結合する場合は、改行コードを表す特殊文字「CHAR(10)」を使用します。例えば、以下のような式を考えてみましょう。

= A1 & CHAR(10) & B1

この式では、A1とB1の間に改行を挿入しています。式を実行すると、A1とB1の間に改行が挿入された文字列が表示されます。

以上のように、&演算子を使用する際には、文字列や数値の扱いや空白や改行の扱いに注意しなければなりません。しかし、&演算子をうまく使うことで、複数のセルや文字列を結合して、より複雑な式やテキストを作成することができます。エスケープ文字は少々覚えるのに時間がかあkるかもしれませんが調べればすぐにわかるのでわからなくなったら調べてみてください。

Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelの&記号の意味と使い方についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。

WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました