Excel(エクセル)割り算の種類
皆さん、Excelで使える割り算の種類をご存じでしょうか?多くの方はExcelで割り算をする際に計算式を入力して計算しているのではないでしょうか。しかし、関数で割り算をすることもできます。以下のような方法で割り算を行うことができます。
割り算の方法 | 計算方法 | 計算式の例『7÷3』の場合 | 答えの例 |
---|---|---|---|
計算式を作成 | 『/』を使った計算式 | 2.333333 | 2.3333…. |
関数の使用『商』 | QUOTIENTを活用 | 2 | 2 |
関数の使用『余り』 | MODを活用 | 1 | 1 |
今回の記事では関数を使用した割り算で余りを求める方法についてご紹介したいと思います。
Excel(エクセル)MOD関数で割り算の余りを求める方法
まず、それぞれの計算式をご紹介します。
▼7割3の計算
計算式 | QUOTIENT関数 | MOD関数 | |
---|---|---|---|
式 | =7/3 | =QUOTIENT(7,3) | =MOD(7,3) |
答え | 2.33333333 | 2 | 1 |
計算式で書く場合、小数点まで計算してくれます。
- QUOTIENT関数の場合・・・余りを無視した商を求めます。
- MOD関数の場合・・・割り算の余りを求めます。
今回は余りを求めたいのでMOD関数についてもう少し詳しくご紹介します。MOD関数の書き方は「=MOD(割られる数,割る数)」です。
実際に先ほどご紹介した例を一緒にやってみましょう。以下のように入力してください。
=MOD(7,3)
これで7割る3の余り1を求めることができたと思います。
MOD関数引数には、セルの番地を指定することもできます。MOD関数のほかにも関数を組み合わせて余りを求める方法はありますが、少し複雑になり実用性はあまりないので今回はご紹介しませんが、もともとの用途と違う関数を使いいろいろなことができるということは覚えておいてください。自分で考え効率よく作業できるようになると時間を有効に使えるようになります。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelのMOD関数について説明しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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