Excel(エクセル)SUM関数とは
皆さんExcelのSUM関数とはなにかご存じでしょうか?ExcelのSUM関数とはExcelで一番有名な関数といっても過言ではないほどよく知られている関数です。SUM関数といえば足し算を行うための関数であると思っている方が多いのではないでしょうか?しかし、SUM関数を使用して引き算を行う方法もあるのです。
SUM関数の基本的な記述方法は以下の通りです。
=SUM(数値1,数値2,....)
このようにかっこの中に計算したい数値を入力するか、セルを指定することで計算を行うことができます。MINUS関数とSUM関数に指定できる数値の数には上限がありますが、一般的に使用する場合に気にする必要はありません。今回の記事ではExcelのSUM関数を使用して引き算をまとめて行う方法をご紹介していきます。
Excel(エクセル)で引き算をまとめて行う方法
では、早速ですがExceで引き算をまとめて行う方法をご紹介していきます。
SUM関数を使用する方法
まず基本的なSUM関数で引き算を行う方法をご紹介します。SUM関数で引き算を行うためには、SUM関数を使って計算式を作成する必要があります。ここでは、引かれる数から引く数を引いた結果を求めるため、以下のような式を作成します。
=SUM(A1,-B1)
この式では、SUM関数に引かれる数であるA1を第1引数として指定し、引く数であるB1にマイナス符号を付けた値を第2引数として指定しています。つまり、SUM関数はA1と-B1の和を計算するため、A1からB1を引いた結果が求められます。上記の例では、100-50=50となるため、セルには50が表示されます。
もし、引き算を複数の数値に対して自動的に行いたい場合は、SUM関数を組み合わせた計算式を作成することができます。例えば、A1からB1、A2からB2、A3からB3を引いた結果を一度に計算する場合、以下のような式を作成することができます。
=SUM(A1:A3,-B1:B3)
この式では、A1からA3までの範囲を第1引数として指定し、B1からB3までの範囲にマイナス符号を付けた範囲を第2引数として指定しています。つまり、SUM関数はA1からA3までの値の合計から、B1からB3までの値の合計を引いた結果を求めるため、A1からB1、A2からB2、A3からB3をそれぞれ引いた結果が求められます。
最後にA1からA3までをSUM関数で合計を求め、B1からB3からの合計を引く方法をご紹介します。
=SUM(A1:A3)-SUM(B1:B3)
このように記述することでA1からA3の合計からB1からB3の合計を引くことができます。
VBAを使用して引き算をする方法
この他の方法として「-」演算子を使用して引き算をする方法やVBAを使用して引き算をする方法があります。「-」演算子は引き算を行いたいセルを選択し以下のように記述します。
=A1-A2
これでA1セルからA2セルを引き算することができます。この方法は算数で習った引き算と同じように使うことができます。次にVBAを使用して複数のセルを引き算するには、以下のようなコードを使用できます。
Sub SubtractCells()
Dim rng As Range
Dim cell As Range
Dim result As Double
' 引き算するセルの範囲を選択する
Set rng = Application.InputBox("引き算するセルの範囲を選択してください。", Type:=8)
' セルの値を引き算する
For Each cell In rng
result = result - cell.Value
Next cell
' 結果を表示する
MsgBox "引き算の結果は" & result & "です。"
End Sub
このコードを実行すると、引き算するためのセル範囲を選択するように求められます。ユーザーがセル範囲を選択すると、選択したセル範囲内の数字を引き算して、結果をメッセージボックスで表示します。
このコードでは、For Eachループを使用して、セル範囲内のすべてのセルの値を引き算しています。引き算の結果は、resultという変数に格納され、最終的な結果はMsgBoxで表示されます。このコードは、選択したセル範囲内の数字を引き算するだけでなく、セル範囲の選択方法を学ぶためにも役立ちます。また、このコードを改良して、引き算の結果をExcelのシートに書き込んだり、他の計算と組み合わせたりすることもできます。
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう
今の時代、様々な仕事でExcelを使用することがあるでしょう。今回はExcelで引き算をまとめて行う方法についてご紹介しました。このような機能を使いこなすことができれば仕事にも役に立つので、実際に手を動かし、覚えていきましょう。
WordやExcelなどのOfficeツールでは便利なショートカットキーなどがたくさんあるのでよく使う作業に関してはショートカットキーを調べてみるのも効率よく仕事を進める上で大切なことなのでこれから実践してみましょう。
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