Excel（エクセル）マクロが有効にならない原因と対処法をご紹介！

Excel（エクセル）マクロとは
Excel（エクセル）マクロが有効にならない原因と対処法
1. マクロが有効にならない原因
2. マクロを有効にする対処法
Excelの操作方法は実際に手を動かし、身につけていきましょう

Excel（エクセル）マクロとは

皆さんExcelのマクロとはなにかをご存じでしょうか？ExcelのマクロとはVBA（Visual Basic for Applications）という言語を使用して作られるプログラムです。このマクロを使用することで繰り返し行われる処理など様々な処理を自動化することができます。

Excelでマクロを使用するためにはVBAという言語を使用してVBAのプログラムを作成する方法とマクロの記録機能を使用して実際の動作を記録しVBAコードに直してくれる機能があるのでそちらを使う方法があります。しかし、マクロを使用する際には動作確認とデータのバックアップをしっかりとっておくことをお勧めします。

今回の記事ではExcelのマクロが有効にならない原因と対処法をご紹介していきます。

Excel（エクセル）マクロが有効にならない原因と対処法

では、早速ですがExcelのマクロが有効にならない原因と対処法をご紹介していきます。

マクロが有効にならない原因

マクロが無効になっている

Excelでは、デフォルトでマクロが無効になっています。セキュリティ上の理由から、マクロを実行する前に、ユーザーに確認するようになっています。マクロを実行するには、まずマクロを有効にする必要があります。

セキュリティ設定が高すぎる

Excelのセキュリティ設定が高すぎる場合、マクロが実行できなくなることがあります。たとえば、マクロを含むブックを開いたときに警告メッセージが表示され、マクロの実行を許可するかどうか尋ねるようになっている場合、マクロが実行される前にユーザーが操作を行わなければなりません。

ブックの保存形式が適切でない

Excel 2007以降では、マクロを含むブックを保存するときに、マクロを有効にするためのファイル形式（.xlsm形式）を選択する必要があります。適切な形式で保存されていない場合、マクロが無効になることがあります。

マクロのコードにエラーがある

マクロのコードにエラーがある場合、マクロが実行できなくなることがあります。エラーがある場合は、デバッグする必要があります。

マクロを有効にする対処法

マクロを有効にする

以下の手順でマクロを有効にすることができます。

「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」をクリックします。
「セキュリティセンター」をクリックします。
「セキュリティセンターの設定」をクリックします。
「マクロの設定」をクリックします。
「マクロの使用が有効になっている場合に行うアクション」で、「すべてのマクロを有効にする」を選択します。

セキュリティ設定を調整する

セキュリティ設定を調整することで、マクロを実行できるようになります。以下の手順で設定してください。

「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」をクリックします。
「セキュリティセンター」をクリックします。
「セキュリティセンターの設定」をクリックします。
「マクロの設定」をクリックします。
「マクロの使用が有効になっている場合に行うアクション」で、「ワーニングを表示しないで、すべてのマクロを実行する」を選択します。

適切なファイル形式で保存する

マクロを含むブックを保存するときに、適切な形式（.xlsm形式）を選択してください。

エラーを修正する

マクロのコードにエラーがある場合は、エラーを修正してください。エラーがどこにあるかわからない場合は、デバッグツールを使用して、エラーを特定する必要があります。また、エラーが発生しないように実装することも重要です。

ファイルのプロパティから許可する

外部から入手したマクロありのブックの場合はマクロを許可しないと使えない場合があります。この許可はファイルを右クリックしプロパティから許可することができます。

以上が、Excelでマクロが有効にならない場合の原因と対処法についての説明です。マクロを利用する際は、セキュリティに留意し、正しく使い方を覚えておくことが重要です。また、外部から入手したマクロを有効にすることもセキュリティ上とても危険なので信頼できるソースからのマクロ以外はより一層注意し、なるべく有効にしないように注意してください。